夢創艦隊
新世代 44式空対艦誘導弾
2020年9月20日(

44式対艦誘導弾夕景s

すさまじいペースで、新型艦を増産し、米第7艦隊を凌ぐ
強大な海軍を実現しつつあるPLA、
米国、そして我が国においても、それに対抗し
軍事予算を拡大、先端装備を搭載した艦艇を就役させているが
そのペースは自由主義国家のくびきによって遅々として進まない。

しかし、我が国には強力な航空部隊があり、その接近・侵略を阻止すべく
牙を磨いている。

そしてここに、又新たな最新装備が誕生した。
44式対艦誘導弾である。

44式対艦誘導弾s
44式対艦誘導弾

44式対艦誘導弾は、極超音速長距離対地ミサイルとして開発された
33式対地ミサイルを長距離対艦ミサイルとして発展させたもの、
3000キロ以上と言われる長大な射程によって
安全な我が国領空内から、完全なスタンドオフ攻撃が可能だ。

44式対艦誘導弾発射s

大型であるため、現状では大型機に懸吊し射出する事となるが、
へ抗して開発中の移動式カタパルトを用いれば、
地上からの発射も可能となる予定である。

44式対艦誘導弾 totunyus

44式の最大の特徴は、高速長大射程の上、無人戦闘機さながらの
防御機動が採れる高機動性である。

もともと、将来的に小型無人戦闘機の開発を目指し
33式対地誘導弾をベースに、改造を施し
高速高機動実験機として造られたもので、
対空装備の標的として使用した際に
予想を上回る性能を発揮したため、
これを対艦攻撃装備へと応用したものである。

44式対艦誘導弾as

母機から発射された44式は、内蔵したロケットエンジンで加速、
スクラムジェットエンジンに点火、マッハ3.5以上の高速で
海面上10メートルの超低空を飛行。
ステルス形状と、耐熱ステルス塗装によって、高いステルス性能を発揮
敵艦隊の至近まで察知される事無く忍び寄り、
もし早期に察知されて、対空ミサイルによる反撃を受けても、
チャフ/フレアの射出と、超高速高機動で、これをかわし
目標に近づいた時には、不規則な機動で、ゴールキーパーをも
かわし、確実に敵艦の心臓部に突入する事が可能。

高速突入によるエネルギーと、新開発強化炸薬の爆発力で
重装甲の大型空母であっても1発で、航行不能は間違いないと言う。

44式対艦誘導弾 setumei s

比較的シンプルな構造と、民生部品を多用した電子回路、
生産性を考慮した構造設計によって、通常のミサイル並みに
低価格化が実現しており、非常にコストパフォーマンスの高い
対艦ミサイルが誕生した。

当面は哨戒機や戦術支援機等に搭載し、運用する事になるが、
自走発射機が完成すれば、本土各部から、
衛星や哨戒機などの情報をリンクし、我が国に仇為す艦船には
はるか遠方で阻止される事となるだろう。


ATD-X_0_m


今回は、ちょっと異質なミサイルを考えて見た。
これまでも様々なミサイルを提案してきたが
高度な電子回路や、エネルギー兵器を搭載すれば
当然容積をそれにとられ、炸薬量が減ったり、
運動性が損なわれたり、価格が跳ね上がったりして
実用性は逆に低下する場合がある。

今回は、小型無人戦闘機ベースの高機動性と
低価格性を活かした長距離対艦ミサイルとして、
艦船同士で対決する必要なく、
安全な日本本土から、遠距離攻撃をかけられる
コストパフォーマンスの高い対艦ミサイルにして見た。

もちろんその先には、低価格、高性能な
無人戦闘攻撃機の実現につながるもので
こうした装備が実現すれば
日本の抑止力も更に強化される事だろう。