夢創艦隊リバイバル
新世代 37式ティルトローター戦術輸送機
防衛省は日米共同開発による「25式ティルトローター戦術輸送機」が
その運用実績から、非常に安定した飛行性能、物資輸送の際の利便性・・
経済性を大きく評価、その成果を受けて、より幅広い運用が可能な
新型ティルトローター輸送機の導入を決定した。
37式ティルトローター戦術輸送機である。
開発は、25式と同じく日米共同開発で、オスプレイの後継となる予定である。
37式は、同じく4ローター式ティルトローターを採用しているが、
幅広い環境で活用できるよう機体サイズを小型化、
大型の主翼を採用する事で、より経済性が高まり、
これまで運用していたオスプレイより、航続力、巡航速度も
大きく凌駕するものとなっている。
余裕のあるカーゴスペースには、小型車両の搭載も可能で、
ローディングランプを利用しての空挺任務にも対応している。
もちろん25式譲りの自動離着陸機能、静音クワッドローターも
更に進化しており、ヘリコプターとは異次元の汎用性を手にしている。
機体サイズが小型になっただけでなく、回転・折り畳み式主翼を
採用した事で、艦載も容易になっており、各部の仕様も防塩対応となっている。
動力は25式で定評のある小型高出力ガスタービンジェネレーターによる
電動クワッドローター方式を継承しているが、小型化に合わせて
ガスタービンは2基となり、機体内部に収納、周囲を吸音材で囲っている為
機体内部も、外部へも騒音は小さく抑えられている。
操縦・航法は3名で行う仕様にはなっているが、先進のAI自動操縦機能を
搭載している為、通常の任務では、まず簡単な指示だけで、ほとんど
操縦桿を操作する必要が無く、将来の無人運航も見据えた設計になっているようだ。
計画では、オスプレイ後継ではあるが、その他の大型ヘリコプターの
後継機を兼ねているので、自衛隊では3年間で30機を調達。
軍用機能を省いた、汎用バージョンを消防庁、海上保安庁、警察庁などで
導入の予定で、国内調達は当面の総数が50機を超える模様。
もちろん米国生産分もあるので、同型機の総生産は400機に上る予定だ。
経済性に優れ、滑走路のいらない万能輸送機として誕生した
37式ティルトローター戦術輸送機、軍用だけでなく、離島・僻地への物資輸送、
救難活動、新たな航路を開く旅客事業と幅広く活躍する事だろう。
2018年3月11日掲載のティルトローター戦術輸送機。
オスプレイは、未だにトラブルが発生しているようだが、
コンピューター制御で、2ローターで変態的なバランス調整を
やっているので、複雑なシステムになり、
トラブルが起きる可能性が高い事は否めない。
・・・だろうと言う事で、37式では、
電動でのティルト4ローターにして見た。
シンプルな機構になるので、ローターが増えても
部品点数や、リスクもおそらく激減するのではないだろうか?
もちろん、実現する為には、高効率で耐久性の高い
軽量小型電動機が必要になるのだろうが、
必要性さえあれば、日本のメーカーならば
世界最高峰の電動機が造れるのでは無いだろうか。
余分なメカニカルなパーツが減るので、
小型の割に大きなペイロードが期待でき、
飛行性能も大幅に向上させられる可能性が高い。
ドローンや、空飛ぶクルマも良いが、
こうした航空機を開発した方が
競合が少なくて、ビジネスにもなるのではないだろうか?